筋肉痛にアロマ?!
まだ、アロマについて、
あまり知らなかった頃のことです。
知り合いの方が、アロマのことを
教えてくれるとのことで
おもしろそうだなあと思って、
参加してみました。
前半は、アロマテラピーの基礎知識(講義)、
後半は、アロマのクリームづくり(実習)、
でした。
グループレッスンで、生徒さんは6名くらいでした。
女性が多い中、
60代くらいの男性がお一人いらっしゃいました。
先生が”アロマテラピーは健康や美容にいい”
ことについて具体的な話をされているとき、
男性の方が「アロマが筋肉痛にもいいって、本当ですか?」
と質問されました。
私はそれを聞いて『筋肉痛?!
いくらアロマが健康にいいと
言っても、筋肉痛は関係ないのでは?!』
と頭の中でつぶやきました。
頭の中でつぶやいている最中、先生の
「そうです、筋肉痛にもいいんです」
という声が聞こえてきて
『えっ、そうなの~!!』と
私は心の中でたいへんビックリしました。
アロマのインストラクターとセラピストの
資格を取った今は、私も自信を持って
言います。
”アロマは筋肉痛にもいいです”と。
その理由をご説明する前に、
筋肉痛が起こるメカニズムについて
お話しします。
筋肉が疲労する
→筋繊維が膨張して血行を阻害(※A)
→血行が悪くなると筋肉への酸素供給が不十分になる
→酸素不足により、乳酸などの老廃物質がたまる(※B)
→老廃物質が神経刺激して痛みを感じる(※C)
という流れです。
この各段階へアプローチすることができれば
筋肉痛をやわらげることができます。
アロマで使う精油には
さまざまな作用があります。
前述の※A~Cについて、
次のような精油を用います。
※A:抗炎症作用のある精油で、筋繊維の膨張をしずめる
(精油の例:レモングラス、ユーカリなど)
※B:血行を良くしたり、利尿作用のある精油で、老廃物質を排出させる
(精油の例:ジュニパーベリー、ローズマリーなど)
※C:鎮痛作用のある精油で、痛みを減らす
(精油の例:ペパーミント、ラベンダーなど)
私は、山歩きが好きです。
山から帰ってきた夜は、お風呂上りに
前述のような精油をブレンドした
アロマのトリートメントオイルを作り
足をトリートメントしています。
一日中歩いてくれた足が、
とても軽くなるのを実感します。
自分の好きな香りでの
トリートメントのせいか
”たくさん歩いてくれた足よ、ありがとう”
との気持ちも高まります。
みなさんも、いかがでしょうか。